【新唐人2014年8月21日】先日、ジャッキー・チェンの息子、ジェイシー・チャンが薬物使用で北京市警察に逮捕されました。ジャッキー・チェンはしばらく沈黙していましたが、８月20日、ついにブログ上でコメントを発表しました。「息子がこんなことになり、激しい怒りと驚きを覚えている」と述べています。
ジャッキー・チェンは2009年、中国で薬物撲滅キャンペーンのイメージキャラクターを務めたため、ジャッキーのコメントは、議論を巻き起こしました。
ネットユーザーの意見は様々です。「息子が長年、ドラッグをやっていたのに、全然気づかなかったのか」。あるいは「どっちつかずの謝罪だ」。そして、こんな評論もありました。「ジャッキー・チェンの息子は薬物で自分の体を傷つけただけで、大衆に申し訳ないことはしていないから、ジャッキーが謝ることはない。でもジャッキーは中共の手先になって、中共にへつらい、大衆の利益と心を傷つけてきた。この行為に対してこそ謝るべきだ」。
台湾のマスコミによると、ジャッキー・チェンは政治協商会議の委員で、江沢民派の官僚と良好な関係にあります。
四川省チベット族弾圧 さらに３人死亡
イギリスに本部がある人権組織「自由チベット」の報道によると、８月12日、四川省カンゼ・チベット族自治州でチベット族が武力弾圧されましたが、その際、発砲を受けて負傷していたチベット族３人が死亡しました。死因は勾留中、医者にかかれなかったことと虐待を受けたことだそうです。
この結果、発砲で負傷したあと自殺した１人と重傷で死亡した１人を含めて、合わせて５人の負傷者が拘留中に死亡したことになります。
８月12日、四川省カンゼ・チベット族自治州のある村の村民が、拘束された村長の解放を求めて、地元政府に平和的な陳情を行ったところ、武力弾圧に遭いました。チベット族10人が発砲により負傷し、拘束されました。
寧波港でのスト 激しい衝突が発生
浙江省の寧波港では、８月18日からトラック業者によるストライキが発生しています。20日、ストライキの参加者は１万人に達し、コンテナの搬送作業ができなくなりました。
ストライキに参加したトラック業者の魯社長によると、当初、運転手500～600人が港に集まり、道路を封鎖したうえ、搬送作業中だった車両を破壊しました。現場に出動した数百人の警官がトラック業者を排除しようとして、激しい衝突も起きています。大量のトラックやパトカーが破壊されたほか、運転手も多数、暴行を受けたり逮捕されたりしました。
魯社長によると、ストライキの背景として、輸送コストが上がる中、業者に支払われる運賃が８年間も据え置かれていることが挙げられます。しかしストライキのあと、政府は何の動きも見せなかったので、業者は感情が高ぶったようです。ストライキの参加者は今のところ、１万1000人に達しています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/08/21/a1131912.html（中国語）
（翻訳/河合 ナレーター/水田 映像編集/李）
